今週のお題「眠れないときにすること」
若い頃は、常に眠かった。
だから、布団に入ったらすぐ眠れた。
眠る直前まで作業をしていて、カクンカクンとなり始めたら、もう限界なのだとペン(PC)を置き(閉じ)、布団に潜り込むと、一瞬で朝になっていた。
慢性的に寝不足だったのかもしれない。
1日5時間程度の睡眠で十分だったので、ショートスリーパーだと思っていた。
ひどい時は3時間ぐらいの睡眠で仕事に行っていた。さすがにキツかった。
休日の午前中は眠っていたが。寝だめも出来たのだ。
しかし、寝だめはウソであるなどという話を聞くようになり、30代に入った頃からこのサイクルが効かなくなってきた。
せめて6時間は寝たい。3時間なんて無理ゲーである。
体に良くないのは分かっている。
だが、考えてみれば、これまで、寝ようと思えばいくらでも眠れたのだった。
3時間睡眠の次の日は、午後9時ぐらいには床でソファーで寝落ちしていた。
勉強していても、もうねむい限界だと思って布団に入れば、眠っていたのだ。
最近、ちゃんと寝ようと、午前0時には寝ようと努めている。
叶っていない。せめて0時台に寝ようとは思っている。
が、眠れないのだ。
そんな時は、YouTubeで、波音や自然音などの、安眠のための環境音を聞いている。
ラジオ代わりに、フリートークみたいなYouTuberの動画を音だけ聞いていることもある。
一時期ハマったのが、焚火のはぜる音だけを数時間流す動画だ。
焚火は、実際起こすと後始末とかが大変だが、画面越しに揺らめく炎とパチンパチンと燃える音だけの動画をみているだけであれば、安全である。
ご丁寧に6時間や8時間などの長い動画もあり、つけっぱなしで寝て朝になってもまだパチンパチンとはぜていることもある。
ソロキャンパーが火を起こしてただ眺めている気持ちもわかる。
でも外であることと虫がいっぱい出そうなことがアウトだ。
でもYouTubeなら家の中で見られるし、虫も寄ってこない。
あるとき、こんな商品がおすすめで出て来た。
おうちキャンプで、本格的なゆらぎと音が楽しめるデイリーユースな焚火ガジェット。
いつまでも見ていて飽きない焚火の炎。そんな焚火の炎と薪の爆ぜる音を本格再現したデイリーユースな焚火ガジェットです。
焚火音がスピーカーから再生される中、本体上に配置された薪風のオブジェがLEDに照らされ、お家で焚火気分を演出。
実際の焚火のように息を吹きかけながら火を絶やさないように楽しむ「アウトドアモード」と、お好みの明るさに調整できる「ライティングモード」の2モードを搭載。
一瞬、小馬鹿にしてしまいそうだったが、今、ちょっと欲しいと思う。
が、やっぱり要らないかもしれない。
でもちょっと欲しいかも知れない。
タカラトミーというブランドにも惹かれる。れっきとした安全なおもちゃメーカーだ。
意外と安いのも魅力ではあるが、これに1万円以上は払えないかなという気持ちもある。
どうしよう、どうしよう。買っちゃおうか。
いややっぱり要らないか。
と、最近は小さなランプを引っ張り出し、それから漏れる光が天井に照らす模様を見つめながら、YouTubeで「短時間で疲れが取れる音楽」とかいうのを聴きながら寝ている。
そんな工夫より、疲れは、長時間寝た方がよっぽど取れるが。