今週のお題「復活してほしいもの」
本当に大事なものを失っていないだけかも知れないけれど、
基本的に喪失は受け入れるし、新しいものを受け入れるスタイルなので、
アレ復活して欲しいなあという欲望よりも、こういうの出来て欲しいなあという欲望の方が大きいかも知れない。
昨年の大きな喪失、すぎやまこういち先生は、だんだんと受け入れられているし、親を亡くした時も時が喪失感を薄めてくれた。
人間は慣れるのだ。
確かに文例にあった「体力」などは失われているかもしれないが、逆に、今から何かをやり始めれば、少しは回復するのではとひそかに思いつつ何年もやっていない。
話がずれた。
モノがないとか人物が亡くなってしまったとかではない、復活可能なのに復活しないのには理由があるのだ。
きっともうやり尽くしたのだ。
そうでないとしてももうやる気がないのだ。
そんな方のもう一踏ん張りは、何というか、興味がない。
だが、だいぶ年をとって、自発的に「またやりたい!」と思ってやったのなら、それはそれでいいと思う。
待っているファンもいるかもしれない。
が、基本的に私は現在を生きているので、今、見たいものを優先して見ていくと思う。
と言いつつ、ドラゴンクエストダイの大冒険は、毎週泣きながら見ている。
それは、待っていなかった思いがけない復活だったから。
待ち望んでいたなんてウソは言わない。上記のような性格だから、高校生の頃に打ち切りになったアニメはとっくの昔に諦めていた。
ところで、最近、このような、平成初期にあったアニメなどの焼き直し作品が増えてきている気がする。
きっとアニメがいっぱい出ては消えていた25〜30年前に子供だった世代が大人になってその道のプロになり、復活させたい作品を次々に現実にしているのだ、などと思いを馳せてしまう。
と考えると、みんな意外と、復活を求めていたりするのかな、と思った。