今週のお題「自由研究」
自由研究、なんて素敵な響き。
私がよく覚えているのが、友人と毎日同じ時間に測ると決めた「北と南の温度比べ」と、漢字をただ書いただけの「3年生で習う漢字」だ。
「北と南の温度比べ」
これは、我ながらうまくやったものだと思う。
私は町内でも山手の北側に住んでおり、友人は南側の海沿いに住んでいた。が、今思えば5〜6kmしか離れていないのだ(笑)
自由研究の何たるかがわかっていなかった私は、友人に持ちかけたのだ。
「北端のウチと南端のあなたの家で温度を測って比べて、北のほうが低いか確かめよう!」
東北の夏休みは短い。
果たして、27日間の夏休みは終わり、我々は持ち寄ったデータをグラフにし模造紙に書き出し、適当な感想を付けて提出した。
あれから数十年。
私の実家は数年後には引っ越して現在の場所になったが、その徒歩圏内に友人が引っ越して来たのである。
まったく、人生どう転ぶかわからない。
「3年生で習う漢字」
これは明らかに手抜きだ。
模造紙に、3年生で習う漢字を書き出しただけだ(笑)
何が印象的だったかというと、みんなの前でこれを発表している時、時間を持て余した先生にこの漢字(100文字以上あったと思う)を1つずつ読むように促されたときにクラスメイトの男子があからさまにため息をついたのだ。
クラスメイト1人ずつ発表させたれていたので、飽きたのだろう。
後のは忘れてしまったが、今はいろんな自由研究のキットなんかがあって楽しそうだなと思う。
でも、手抜きにおすすめなのは、こういうのかも知れない(笑)